健ちゃん大千穐楽おめでとうございました。
その前日、初の南座にて観劇いたしました。
京都に行くのもいつ以来やら。
京都の良さは年を重ねるほどに分かる気がしますね。
今回はギリギリのスケジュールだったので観光は出来ませんでしたが、鴨川沿いをてこてこ歩いてるだけでも良い気分になります。
『陰陽師』は昔野村萬斎さんの映画を観たことがありまして、晴明と博雅の関係性だとか周りの精霊たちとのやりとりとかも把握していたので、とても観やすかったです。
休憩ありとは言え3時間越えの舞台にも関わらず、あっという間に終わってしまったような感覚でした。
音楽、音、波や炎、鬼の表現などが舞台ならではの感じでとても良かったです。
いつも飄々としている晴明がいつになく慌てて焦って叫ぶシーンは、思わず「誰?!」と思ってしまうくらい声が違っていて緊迫感がありました。
平安時代らしい話し方でも全然違和感なく聞けましたし、急にフランクな話し方になったりするのも面白く聞けました。ちょいちょい入るコメディ要素が楽しかったですね〜。
鬼は気持ち悪く怖く、迫力がありました。
晴明様の淡々としていて軽やかでいつでも楽しそうに博雅を揶揄っている感じと、
全ての事に一生懸命で純粋でバタバタしている博雅のやりとりがすごく良いなぁ。
『陰陽師』は映画を観て母がハマり、本が揃っているんですがまだ読んでいないのでこれから読もうと思います。
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