初日の朝イチで観てきました『ヘルドッグス』
ハードボイルドヤクザ映画!!!
劇場はおじさま方が多く、男の人ってやっぱりヤクザ映画好きなんだな、と思いました。
若い女子二人組はおそらく坂口くんファンかなー。
初めて観たかもここまでのヤクザ映画。
元警察官の潜入捜査ということで、完全なるヤクザ映画ではないですが、ほぼヤクザの世界の話なのでこれはもうヤクザ映画。
ではでは感想を。ネタバレしかない。
展開が早いし用語が多いし関係性も複雑だし台詞もややこしいし人も多いしで付いていくのが大変!!!
まぁ大筋であるヤクザのトップを殺して警察が欲しがっているファイルを奪おうとしている、って事が分かっていれば一応付いてはいけますけれど。
正攻法以外でしか変えられないものもありますよねぇ。
政府側が見て見ぬ振りをしたり、法律ではどうにも出来なかったり、お金や権力で解決されたり。
理不尽な事だらけですね世の中は。
大事な人が殺されたなら、そりゃぁ犯人を死刑にしてくれと思いますよ。それが無理なら誰か殺してくれよと思いますよ。出来るんだったら自分で殺そうと思いますよ。
その一線を越える人はそうそう居ないとは思いますし、殺人を推奨するわけでは全くありませんが、気持ちは分かります。
出月さんは正義感があってピュアで情に厚くて、真面目な人なんだろうなぁ。
ただ、なんで女子高校生をデートに…?あの頃30代くらいじゃないの…?という疑問はありますが、まぁいいや。
典子さんは8年かけて息子の復讐を果たしたという事で、良かったなぁと。
あの後どうなの?どうなったの?!本当に無事なの?!逃げ延びてくれよ…?
しかし良く自分の部下たちが殺した男の母親をマッサージ師として家へ招いて施術してもらえるなぁ。
『お金を払ったしそれで終了、許してもらってる。』って思っていたのが凄い。
寝首かかれる可能性めちゃめちゃ有るでしょうよ。
一番驚いたのは恵美裏!
ただでさえカッコよくて可愛くてセクシーで肝の据わった素敵な人だなぁ〜と思ってたらまさかの潜入捜査官?!全然気付かなかった…。
この人もボスの愛人の座まで上り詰め、日頃から注射を打てるくらいにまで信頼されていたんだなぁと思うと凄いですね。
まさか恵美裏に殺されるとは思いもしなかったのでは。
恵美裏は最後、兼高さんを止めてくれてありがとう。あのシーン本当に好き、キレイだった。
兼高さんは恵美裏の事を大切に思ってるんだよ。だからどうか兼高さんを癒やして支えてあげて欲しい。
この先どんな道を進むのか分からないけど、出来れば2人、側に居続けて欲しい。
で、室岡あぁぁぁ!!!!!
いや、サイコパスって聞いていたのでどんな感じかなーと思っていたら思ったよりワンコ系の可愛い人だった。
私の中のサイコパス像がヤバすぎるだけかもしれないが。
ただ、ただ、最後ああじゃなきゃダメだったかなぁぁああ?!!
騙されてたけどさ、信頼していた大好きなアニキが警察官って知ってショックだっただろうけどさ、その警官をお前はカッコいいってヒーローのように語ってたじゃないかよー!!!
君の会いたかったヒーローが実はアニキだったんだよ!むしろ喜んでも良いじゃないかよー…ダメ?ダメなの?ダメなのかーーー。。
狂犬コンビがこんな終わりになるとは予想もしてなかったです。
出会いのシーンがラストに持ってこられてるから、また切なくてね…。
アクションはカッコよくて圧巻でした!!
狂犬コンビが息ピッタリで他のボディーガード候補を倒したところとか、刺客の女性とのアクションとか凄かったなぁ。
でも私はね、岡田くんのね、アクションしかね、ここ何年も観ていないのでね、
もうこのレベルのアクションが普通の当然のアクションだと思っていますよね。
他のと比べて圧倒的に凄いのかもしれないが、他のを知らないので私の中のアクションのレベルはこのレベルが当たり前だと思っている。
褒めてよ!と准ちゃんに言われそうです(笑)